三菱地所 JCLロードレースツアー2022
高知県宿毛市ロードレース
宿毛市内特設公道ロードレースコース
12.5km×10LAP
Total 125.0km
出場選手
・黒枝士揮(D N F)
・黒枝咲哉(D N F)
・住吉宏太(D N F)
・孫崎大樹(優勝!)
・沢田桂太郎(D N F)
<レースレポート>
四国では初開催のJCL。また、日本初の自動車専用道が組み込まれたレースでした。
自動車専用道への登りとスタートゴール地点付近の登り、3m幅ほどの狭い農道がポイントとなる、細かいアップダウンと隊列が伸び縮みするサバイバルなコースでした。
一周のパレードスタートの後、1時間ほどのアタック合戦が続きます。
有力チーム同士がマークし合うため、決定的な逃げが決まらない中、スパークルも住吉選手を中心に対応していく。
集団が緩んだ際にアタックではなく、前に抜け出た形で6名の逃げができる。
有力チームが複数含まれたことにより、この逃げが容認されますが、スパークルからは送り込むことができなかったため、士揮選手、咲哉選手、沢田選手が集団牽引を開始。
逃げに乗せられなかった他のチームも協力し、追走します。
1分差をキープするものの、先頭集団も必死の抵抗で逃げ続けます。
ラスト3周、先頭集団にも動きがあり、タイム差が広がり始め、逃げ集団で戦えないと判断したチームが牽引に加わり、ペースアップ。
ここで、献身的に集団を引いていた、士揮選手、咲哉選手の両名が遅れます。
沢田選手も最後の最後まで力を使いきり離脱、先頭集団とも1分を切るところまで戻しました。
ラスト1周に入り、さらに先頭集団とタイム差を縮める中、エースを託された孫崎選手が集団前方に位置取ります。
ラスト6km、集団が一つになり、再びアタック合戦になります。
最後の登りで絞られた6名に孫崎選手が残ります。
そのまま6名でのスプリント勝負に。
ラスト200mを切ったところでラストスパートをかけた孫崎選手が最後まで先頭を譲らずフィニッシュ。
チームの思いを託された孫崎選手が見事優勝。
出走した選手全員が役割をしっかり果たし、チームの力で勝利しました。
翌週に控えている、ホーム戦である大分アーバンクラッシックに向けて最高の流れができました。
たくさんの応援ありがとうございました。
©JCL