JBCF 2026 広島三原ロードレース レースレポート

JBCF 2026 広島三原ロードレース
広島県三原市 中央森林公園
JPT 12.3kmx 10周= 123.0km

【出場メンバー】
住吉 宏太(ロード、クリテ)
阿曽 圭佑(ロード、クリテ)
佐藤 健(ロード、クリテ)
黒枝 士揮(ロード、クリテ)
金井 健翔(ロード、クリテ)
阿曽 光佑 (ロード)

今回は敢闘賞と周回賞を獲得した金井健翔選手のレポートです。
若さを活かし積極的に走った金井選手。
明日のクリテリウムの活躍も期待できます。チーム一丸となって優勝してファンの皆さんと喜びを分かち合いたいです。

【金井選手レポート】
広島森林公園の激闘:J PRO TOUR 初戦レポート

広島2連戦の初日は、広島空港に隣接する森林公園を舞台に行われました。 1周12.3km。名物「三段坂」をはじめとするアップダウンの連続は、周回を重ねるごとに確実に脚を削りにくる過酷なレイアウトです。テクニカルな下りからの登り返し。一瞬の判断が展開を左右する、極めてタフなレースとなりました。

序盤から各チームが激しく主導権を奪い合い、アタックと牽制が繰り返されます。 レースが動いたのは34km地点。三段坂を猛スピードで下りきった直後、地元広島の選手が鋭く飛び出しました。 「ここだ」 本能的に身体が反応し、即座にチェックに入ります。背後を確認すると、集団内には牽制が入り、わずかにペースが緩んだのが分かりました。 「決めるなら今しかない」 迷わず2名での逃げを決断。心拍は一気に跳ね上がりましたが、集中力は研ぎ澄まされていました。狙い通りこの周回で周回賞を獲得し、理想的な形で先頭グループを形成します。

逃げの局面では、隣を走る相手選手の呼吸の乱れから「チャンスはある」と確信し、タイム差を広げるべく自ら積極的に前へ出て出力を上げました。協調してローテーションを回し、集団との差は最大で約1分20秒。沿道の声援を背に受け、終始攻めの姿勢でペダルを踏み続けました。

しかし、勝負の6周目。三段坂を前に、集団の足音が20秒差まで迫ってきました。 「捕まってたまるか」 最後の一滴を絞り出す思いで単独アタックを仕掛けましたが、決定的な差を広げるには至らず、最後の登りで限界を超え、先頭から遅れてしまいました。

集団に吸収された後は、すぐに思考を切り替えました。完走を目標に掲げ、前方で戦う住吉選手、阿曽選手に勝負を託し、私自身も集団内で必死に粘りながらフィニッシュを目指しました。最終的にチーム最高位は阿曽選手の14位。私自身は、逃げに乗り続けた結果として周回賞と敢闘賞をいただくことができました。

これまで多くのUCIレースを経験してきましたが、J PRO TOURへの参戦は今回が初めてでした。スタートラインでは緊張と不安が入り混じっていましたが、終わってみれば自分の持てる力は引き出せたという自負があります。 しかし、逃げは作ったものの最後まで粘りきれなかったのは、純粋な地力の差です。この悔しさをしっかりと刻み込み、明日こそは勝利を掴めるよう、チーム一丸となって戦います。

会場で、そしてライブ配信を通じて熱いパワーを送ってくださった皆様、本当にありがとうございました。 また、日頃から我々を支えてくださるスポンサーの皆様、関係者の皆様。皆様のサポートがあるからこそ、私たちは限界の先で戦うことができます。

明日は今日以上の走りをお見せします。引き続き、熱い応援をよろしくお願いいたします!

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