REPORT:湧水の郷しおやクリテリウム

JCL 第8戦 湧水の郷しおやクリテリウム

 

場所: 栃木県塩谷郡塩谷町
道の駅「湧水の郷 しおや」前特設周回コース

 

距離: 84km(1周2.8km×30周)
天気:曇り

 

〈出場選手〉
黒枝士揮
黒枝咲哉
孫崎大樹
沢田桂太郎
小野寛斗
宮崎泰史

 

〈レースレポート〉
1周2.8kmの道の駅「湧水の郷 しおや」前特設周回コースを全30周、全長84kmで行われました。

 

コースはシンプルですが、第1コーナーと第2コーナーの中間地点に、連続シケイン状になっている箇所があり、道幅が狭い中を3連続で直角に曲がるので、集団の位置取りが重要になるコースです。

 

チームとしては、総合上位に孫崎選手がいるので総合ジャンプアップを狙う、集団がまとまりスプリントになれば沢田選手で勝利を目指す作戦でスタートしました。

 

序盤からコースの特性上、シケイン後は集団は一列棒状になり、キツい状況が続きます。アタックと吸収を繰り返しながら9周目に小野選手が6人の逃げの中に入ります。
10周目に設定されたスプリントポイントで見事1位通過して周回賞を獲得。
集団はスプリンターのいる那須ブラーゼンが主にコントロールを開始します。
その中から追走で数名逃げ集団に追いつきますが、小野選手はそのまま逃げ続け20周目に設定された周回賞を1位通過して、2度ある周回賞を独占します。

 

その後も順調に逃げ続けますが、ゴール勝負をしたい那須ブラーゼンやチーム右京などのコントロールにより、残り7周には逃げ集団はメイン集団に吸収されます。

 

そこから散発的にアタックがかかりますが、スパークルは孫崎選手が危険な逃げにはチェックに入り、エースの沢田選手を温存させます。
集団はスプリントに持ち込みたくない選手と、スプリントにしたいチームがアタックと吸収をしながら、結局ラストまで逃げが決まらないままゴールスプリントへ。
ラスト500mのコーナーを孫崎選手が3番手につけて沢田選手を前方に連れて行き、スプリントを開始します。
ラストは登り基調のスプリントになり、足が攣っていた沢田選手は精彩を欠き、6位でフィニッシュ。アシストした孫崎選手は11位でゴールしました。
優勝は那須ブラーゼンの金子選手でした。

 

チームとして優勝には結びつきませんでしたが、小野選手が逃げで積極的に周回賞を2回取り、レースを盛り上げることができ、今後にも期待できる内容となりました。来週はJCL最終戦である大田原ロードレース&クリテリウム。チームは那須に滞在し、しっかり調整してシーズン最終戦に望みます。

 

有終の美を飾れるよう全力で頑張ります。
最後までスパークルおおいたの応援をよろしくお願いします。

 

<監督コメント>
JCLロードレースツアーも残すところ3戦となり、今期最後の遠征は2021年の開幕戦があった栃木県となりました。
レースの延期や中止が相次ぐ中、栃木県のレースに関わる全ての皆様にはチームが活動できる機会をいただき、大変感謝申し上げます。
Sparkle Oita Racing Teamとしても、得意なクリテリウムで魅せるレースで、楽しんで応援していただけるようにがんばりました。結果は小野選手がJCL初のポディウムに乗り、嬉しい表彰を飾りました。

 

優勝は地元チームである那須ブラーゼンが優勝をしました。
地元チームの活躍は地域の期待に応えたもので、素晴らしい結果でした。
最高にカッコいい姿を見せた那須ブラーゼンの健闘を讃えたいと思います。

 

Sparkle Oita Racing Teamとしては、11月6,7日のJCLロードレース最終戦に向けて那須ブラーゼンのお膝元の那須高原で合宿をはり次戦の勝利を目指したいと思っています。次戦も応援お願いします。

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