2021.09.11

REPORT:山口ながとクリテリウム

レースリザルト

9月11日(土)
三菱地所 JCLロードレースツアー2021
山口ながとクリテリウム
場所:山口県立劇場 ルネッサながと外周路
距離: 40km(1周800m×50周)
天気:晴れ
  
〈出場選手〉
黒枝士揮
黒枝咲哉
孫崎大樹
沢田桂太郎
小野寛斗
宮崎泰史
  
〈レースレポート〉
1周800mの周回でレースは50周回、全長40kmで行われました。道幅が狭く、ホームストレート直前50mごとに直角コーナーが4連続するテクニカルなコースの為、集団前方にいないとかなりキツいレースになると予想されました。
チームとしては、スプリンターを多く抱えるものの、コンディションが万全ではなく、レース状況によっては逃げに入り、積極的にレースを動かす作戦でスタートしました。
レースはニュートラル1周を経てリアルスタート。
序盤から宇都宮ブリッツェン、キナンサイクリングなどが、チームで前方に集まり積極的にスピードをあげ、コースの特性上、集団も一列棒状の状態が続きます。その中から、アタックした選手たち、そして前方での落車などもあり、先頭はブリッツェン2人、キナン・右京が1人ずつ入り、4人の逃げができますが、スパークルは前方に上がってくるのに時間がかかりこの逃げを許してしまいます。
孫崎選手が逃げに追いつこうとアタックしますが、そのカウンターでブリッツェンの阿部選手が1人で先頭に追いつき、更にブリッツェンが有利な状況になります。
その後は、キナンサイクリングがメイン集団をコントロールしますが、逃げに3人を送り込んだブリッツェンが積極的に逃げ集団を引き、タイム差がどんどん開いていきます。
残り30周回を残して、逃げ集団がメイン集団に追いつきます。
選手たちは、-1LAPと認識し、そのタイミングで先頭では孫崎選手を含む10人ほどがペースをあげ逃げを作ります。メイン集団から20秒ほどのリードを奪った逃げ集団でしたが、審判からペースを落とすよう指示がでてメイン集団に戻ります。その後、ニュートラルがかかり、序盤から逃げていた5人の逃げ集団をメイン集団の前にいかせて、レースは再スタートしますが、メイン集団は混乱をしており、スタートゴール地点で一旦ストップします。更に5人の逃げ集団がまたメイン集団に追いついてきて、ストップしていたメイン集団はコース外にでるよう指示されます。
再スタート後、コース状には5人の選手でのレースになり、ラスト2周でキナンと右京の選手が落車をし、ブリッツェンの1.2.3ゴールとなりました。
その後、審判・チーム側が協議をし、残り15周でレース中止となったメイングループでは中止時点6〜18位が全員6位扱いポイント、19位は単独、20〜27位が全員20位扱いのポイントとなりました。
明日は山口秋吉台カルストロードレースです。
登りが厳しいコースで、クライマー・パンチャーの選手を中心に、チーム一丸となって優勝を目指します。
9時30分からYouTubeで配信開始です。
引き続き応援よろしくお願いします。
  

〈監督コメント〉
山口ながとクリテリウムとして初開催のレースであること、また、距離が短くコースも狭いことから前方が有利と予想し作成をたてレースに挑みましたが、思った以上に厳しいレースとなり、宇都宮ブリッェンが強さを発揮し表彰台を独占しました。
どんな条件でも対応出来る力をつけなければならないとチームとしても反省しました。
明日は登りの厳しいレースとなりますが、チームとして勝つために選手一人一人が考え出来ることを限界を超えて頑張ります。
  
〈リザルト〉
6位:孫崎大樹
19位:沢田桂太郎
20位:小野寛斗
20位:宮崎泰史
DNF:黒枝士揮
DNF:黒枝咲哉
  


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