2026 全日本自転車競技選手権大会 ロードレース U23 レースレポート

第94回 全日本自転車競技選手権大会 ロードレース U23が、エリートカテゴリーの前日に新潟県南魚沼市・三国川ダム周回コースで開催されました。

U23カテゴリーは、大学生やクラブチーム、UCIコンチネンタルチームに所属する23歳以下の選手によって争われる、年代別日本一を決める国内最高峰のロードレースです。優勝者には、エリートカテゴリーと同様にナショナルチャンピオンジャージを着用する権利が与えられるほか、UCIポイント獲得も懸かる重要な一戦となります。

Sparkle Oita Racing Teamからは、金井健翔が単独で出場。U23日本一とUCIポイント獲得を目標に、全国の強豪選手たちと戦いました。

レースはエリートカテゴリーと同様に厳しいコンディションの中で行われました。最後まで粘り強く走り続け、幾度となく厳しい局面を乗り越えながらゴールを目指しましたが、惜しくも19位という結果となりました。

目標としていた結果には届かなかったものの、この全国最高峰の舞台で得た経験は、今後の競技人生における大きな財産になると感じています。

今回の課題と悔しさをしっかりと受け止め、後半戦に向けたトレーニングへとつなげ、さらに成長した姿で次のレースに挑んでまいります。

以下、金井健翔のレースレポートです。

【金井 健翔】

シーズン前半最大の目標として挑んだ全日本選手権ロードレースは、三国川ダムを含む12.0kmの周回コースを11周するタフなレイアウトで行われました。

レースは雨によるウェットコンディションでスタートしましたが、中盤からは天候が回復し、路面状況が刻々と変化する難しいコンディションとなりました。

レース前半は落車のリスクを避けるため前方で位置取りを行い、要所での動きには確実に反応することを意識しました。登りで仕掛けられるアタックにも対応し、逃げが決まった後は落ち着いて集団内で脚を温存しながらレースを進めることができました。

7〜8周目に入ると先頭との差が一気に縮まり、集団のペースが上昇。ここからレースは一気に激しさを増しました。

後半勝負を見据え、終盤のアタックに反応する展開を狙っていましたが、思うように身体が動かず、厳しい時間帯が続きました。それでも気持ちを切らすことなく、集団内で粘りながらチャンスを待ち続けました。

ラスト2周の登りでは一度集団から遅れましたが、折り返しを過ぎたゴールまで約6km地点で再び集団へ復帰。最後まで勝負を諦めず走り続けました。

最終周回へ入る麓から再びペースが上がると、そのスピードについていくことができず、惜しくも集団から離れ、5人ほどの遅れグループでゴールを目指す展開となりました。

ラスト3周あたりからは気温が一気に上がり、両脚がつり始める厳しい状況に。それでもペダルを踏むことをやめず、一度は遅れグループから離れながらも再び追いつくことができました。

ゴール前の最後のスプリントでは両脚が完全につりながらも、最後の力を振り絞ってフィニッシュしました。

今回の全日本選手権は、シーズン前半最大の目標として挑んだレースでした。思うような走りができず悔しさは残りましたが、多くの経験を積むことができた一戦でもありました。

前半戦を通して得た経験を結果へとつなげるには、まだ自分に足りないものがあることも実感しました。シーズンを通して積み重なった疲労も含め、それも現在の実力として受け止め、次への成長につなげていきたいと思います。

シーズン後半は、インカレロード、大分アーバンクラシック、ツール・ド・九州と重要なレースが続きます。

今回の経験を糧にさらにレベルアップし、応援してくださる皆様に「応援していて良かった」と思っていただけるような熱い走りをお見せできるよう、全力で挑みます。

たくさんのご声援、本当にありがとうございました。

これからも応援よろしくお願いいたします。

【レースリザルト】
https://jcf.or.jp/download/2026ncr_communique7_result_men-u23_rrcom7_result_men-u23_rr/?wpdmdl=83805&refresh=6a42495ec7b131782729054

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