
2025全日本自転車競技選手権大会ロードレース U23
開催日:2025.06.21(土曜日)
機材機材: Winspace T1550 53-10
結果:DNF (24位 残り2周でタイムオーバー)
<補給>
MAURTEN ボトル × 6
氷水(かけ水) × 3
氷ネット×8回
MAURTEN ジェル× 2
レース詳細(身長161cm・体重59.5kg)
距離 98km・時間 2’57’39・獲得標高 2826m・平均速度 33.2km/h・平均心拍 161bpm
・平均パワー 281W(4.72w/kg)・
NP 283W(4.75w/kg)・IF 0.956・TSS 253.2
<レースレポート>
今回は単騎での出場となり、このコースでは後方にいるとかなり厳しい展開になると感じていたため、序盤から前方でレースを見ながら脚をためつつ、チャンスがあれば積極的に動いていこうと考えていました。
予定通り、序盤から毎周回の登りでアタックがかかりましたが、集団の前方で展開できていたため、無理なく周回を重ねることができました。序盤には逃げができ、集団のペースも落ち着いたため、逃げとのタイム差は最大で2分30秒ほどに広がりました。追走の動きもありましたが、集団は一定のペースで走っており、思ったほどタイム差を詰めることはできませんでした。
また、集団の人数を絞ろうとしているチームもいたため、後方に下がると中切れのリスクもあると考え、基本的には常に集団前方をキープしていました。この点は脚を温存しながら安全な位置を保てたので、良い判断だったと思います。
9周目、集団のペースが落ちたタイミングで単独で飛び出すことができ、約300Wの強度で心拍を見ながらペースを刻みました。その後、大学の先輩が追いついてきて合流し、協力して先頭を追いましたが、プロトンのペースが上がり、結局吸収されてしまいました。
集団に吸収された後も活性化が続き、縦に伸びる展開の中でなんとか耐えていましたが、フィニッシュ前の緩やかな登りで再びアタックがかかり、中切れが起き、集団から離れてしまいました。
10周目に入って一度は集団に追いついたものの、直後に再度アタックがかかり、ついていけず再びドロップ。この時点からはほぼ一人旅となり、心拍よりも先に脚が限界に達するような状況でしたが、なんとか280Wを維持しながら完走を目指して踏み続けました。
その後、後方から追いついてきた選手とローテーションをしながら前を追いましたが、登り区間で徐々に差が開き、最終的にフィニッシュ地点でレースを終えることとなりました。
その選手は完走していたため、もしここで粘れていれば自分も完走できたと思うと、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。
毎周回、補給や水をストレスなく渡してくれた監督・スタッフの皆さん、そして完璧な状態で自転車を整備してくださったメカニックの服平さん、本当にありがとうございました。
<感想>
最後まで踏ん張って耐えましたが、まだまだ力不足を痛感しました。
もっともっと粘れる脚をつけようと、レースを終えて走り続ける選手の背中を見ながら、心からそう思いました。
沿道からたくさん応援をいただき、名前を呼んでもらえたおかげで、苦しい場面でも力を出し切ることができました。改めて、応援の力は本当に大きいと感じました。だからこそ、もっと強くなって、結果で恩返しができるようになりたいです。
今回が初めてのU23カテゴリーのレースで、多くの刺激を受けながら走ることができ、とても楽しく、そして多くを学ぶことができました。
同学年で自分より前で走っていた選手が数人いたことも大きな刺激となりました。自分ももっともっと強くなって、存在感のある走りができるよう、日々の練習を大切にしていきます。
今後はロードレースがメインとなるので、練習内容も工夫しながらしっかりと取り組んでいきたいと思います。今回の悔しさをバネにして、とにかく練習あるのみ。焦らず、地道にコツコツと、力を積み上げていきます!



