ツール・ド・熊野 2025 レースレポート 第4ステージ

ー4ステージ(太地半島周回コース)ー
パレード:0.7km
レース:9.8km+10.5km×9周=104.3km

<結果>
阿曽圭佑(32位)総合(41位)
住吉宏太(39位)総合(38位)

ーレポートー
 ツールド熊野の最終ステージである太地半島での周回コース
 このコースはテクニカルなアップダウンや、パンチのある登りが一箇所あり、例年ハイスピードなレース展開となる上に、完走者が例年少ないサバイバルなレースとなっています。


 チームは住吉選手のステージ争いを中心に阿曽選手は逃げにチャレンジすることを目標にスタートしました。
 レースがスタートすると総合の逆転を狙ってトレンガヌサイクリングチームを中心に攻撃が繰り返されハイペースでレースが進んでいきます。
 序盤からハイスピードだったこともあり、集団が割れたり、早くも遅れてしまう選手もいる中で住吉・阿曽選手は集団の中でレースを進めていきました。


 4周目には5名の選手の逃げが決まり、集団も一瞬落ち着きますが、かなり強力な逃げの5名だったこともあり、集団も変わらずハイペースで逃げとのタイム差を維持していく形で周回を重ねます。
 住吉・阿曽選手も集団の中で走りますが、チームの隊列になかなか入れず、苦しいポジションでレースを進めていく形となってしまいました。


 強力な逃げは人数を減らしながらも最終周まで逃げ、最終周の登り区間で逃げに乗っていたJCLチーム右京のニコロ・ガリッポ選手のアタックにより、メイン集団もペースアップし逃げを吸収します。このペースアップにより住吉・阿曽選手も惜しくも遅れてしまい、最終ステージでのスプリント争いに加わることはできませんでした。


 このステージにおいてもソリューションテック・ヴィー二ファンティーニの選手が勝利し、この大会を通して3勝を達成し力の違いを見せつける結果となりました。
 Sparkle Oita Racing Teamとしても最終ステージでは第一ステージよりも上の順位を目指しましたが、最終周に遅れてしまったことは非常に残念でした。
 この大会の4日間を通して、落車によりチャンスを失ったステージや最終ステージに遅れてしまったことなど悔しさの残るステージも多かったものの、国際レースにおいて久しぶりのステージトップ10に入ったことは今後に活きるレースだったと思います。
 しかし、チーム全体を見るとまだまだチーム力を向上しないといけない事など多くの課題を見つけた4日間となりました。
 次戦は少し期間が空くので、チーム全体のコンディションを上げて、良い報告ができるようにチーム一丸となって頑張っていきます。


4日間たくさんのご声援ありがとうございました!

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