
ー2ndステージ(古座川清流周回コース)ー
パレードラン:1.3km
レース:41.5km+42.6km×2=126.7km
<結果>
阿曽圭佑(40位)
住吉宏太(42位)
黒枝士揮(DNF)
黒枝咲哉(DNF)
竹村拓(DNF)
原田裕成(DNF)

ーレポートー
昨年から追加された古座川清流周回コースのこの第2ステージ
1周42.6kmで自然豊かな渓谷や一枚岩の横を通過するなど非常にダイナミックなコースで、山岳ポイントである「平井峠」を一番の勝負ところとしながらも、細い道の続くアップダウン区間や登りに入る前の位置どりなどテクニックやチーム力も重要となるステージでした。

チームはまずは全員が完走し第3ステージに駒をすすめることを第一とし、総合勢が平井峠で動いた際は阿曽選手が対応、スプリントでのステージ争いの場合は住吉選手が勝負しにいくという作戦でスタートしました。
レースが始まると、平井峠の山頂にかけてキナンレーシングチームを中心に集団のペースは上がり、集団が割れる場面も見られました。
ペースアップにより、メイン集団には住吉・阿曽は残りますが、その他の選手は遅れてしまい、タイムアウトにならないように走ることを余儀なくされます。
逃げが決まると逃げ切りの可能性のあるコースだけあってなかなか逃げも容認されずにハイスピードで周回を重ねていきました。

レースも中盤から後半にかかり、雨も降ってきたタイミングで、今村選手やキナンレーシングチームの山本選手など力のある選手の入った3名の逃げが決まりました。
集団はこの日もソリューションテックを中心にコントロールされ、集団では住吉・阿曽選手の2名が残りました
ステージ争いに向けて最終周に入りますが、その頃には雨も本降りとなり、路面も滑りやすい難しいコンディションとなりました。
阿曽選手が住吉選手の位置どりを行いながらレースを進めましたが、残り10kmを切ったタイミングで集団前方で大きな落車が発生。そこに阿曽選手、住吉選手両名が巻き込まれてしまい、集団から遅れをとってしまいました。
阿曽選手の総合争いもあることから遅れた選手で全力で集団を追いますが、ゴールも近いことから集団はペースアップしており、追いつくことはできず、そのままゴールとなりました。

雨で滑りやすいところでの落車で、住吉・阿曽選手ともに怪我はありませんでしたが、ステージ争い出来なかったこと、総合争いにおいてタイム差がついてしまったことは大変悔しいステージになりました。
また黒枝士揮・咲哉・竹村・原田選手の4名は残念ながらこのステージでDNFとなってしまいました。
明日の第3ステージは山岳の多いクイーンステージ切り替えて頑張ります。