


ー1stステージ(印南かえる橋周回コース)ー
パレードラン:2.5km
レース:17.9km×7周(125.3km)

<結果>
住吉宏太(10位)
阿曽圭佑(43位)
竹村拓(98位)
黒枝咲哉(105位)
黒枝士揮(106位)
原田裕成(107位)

ーレポートー
今年のツール・ド・熊野から新たに追加されたステージで、1周17.9kmの周回には小さいアップダウンを繰り返すものの比較的に平坦基調となってます。10km地点には約1kmの登りがあり、ゴールとなるかえる橋ではフィニッシュラインに向けて500mの登りフィニッシュのコースで行われました。

このコースは平坦基調のため、ハイスピードの展開が予想されます。
チームとしては総合を狙う阿曽選手は総合勢からタイム差を取られないようにリスクを回避しながら走ること。それ以外のメンバーはこれまで好調な黒枝士揮、住吉宏太を軸にステージ争いをすることを目標にスタートしました。
スタートするといくつかのアタック合戦があるものの、3名の逃げが決まるとタイム差を1分30秒ほどでキープしながら、今大会唯一のプロコンチネンタルチームであるソリューションテック・ヴィー二ファンティー二がメイン集団をコントロールする形でレースは進んで行きました。

Sparkle Oita Racing Teamは集団の中程で周回を重ねますが、士揮選手のコンディションがあまり良くないため、ステージを住吉選手で狙うことにしました。
ソリューションテックの完璧なコントロールにより、最終ラップには逃げグループを吸収、Sparkle Oita Racing Teamも黒枝士揮、咲哉選手を中心に住吉選手の位置どりをしながら勝負に挑みました。
最終的に住吉選手は単騎での勝負となり、登りスプリントで10位でフィニッシュ。
阿曽選手も集団からタイム差なしでのゴールとなりました。

住吉選手は最終コーナーをもう少し前でクリアできていればシングルリザルトは狙えた位置だっただけに悔やまれますが、国際レースにおいてトップ10に入ったことはチームとしては収穫のあるステージとなりました。
