Jプロツアー第2戦「NTT東日本 真岡芳賀ロードレース」レースレポート

NTT東日本 真岡芳賀ロードレース
真岡井頭公園周辺周回コース
距離:7.4km✖17周=122.4km

<開催日> 2025年3月29日(土曜日)

※ スタート前、寒さに震えながら

<出場選手>
・住吉宏太(14位)
・黒枝士揮(27位)
・沢田桂太郎(DNF)
・竹村拓(DNF)
・阿曽圭佑(DNF)

<レースレポート>
 JBCFのレースとしては2戦目となり、宇都宮での2連戦の初日は真岡市特設コースでロードレースが行われました。  
 Sparkle Oita Racing Teamからはツールド台湾を走ったメンバー(黒枝士揮、住吉宏太、阿曽圭佑)をはじめ、怪我から復帰となった沢田桂太郎、竹村拓の5名での参戦となりました。
 コースは例年通りのコースで、厳しい登りはなく、比較的平坦基調なコースですが、田園地帯の開けた道を走るため、例年横風で集団が分断することが多いコースで常に気の抜けない「位置取り」が重要なコースとなっています。 そのうえ、今年は天候が雨なうえに、気温が5度を下回るような過酷なコンディションで行われ、寒さにいかに耐えれるかも重要なレースとなりました。
 チームとしてはレースを前々で展開し、地元チームの宇都宮ブリッツェンやブリヂストンサイクルが乗った重要な逃げには入るように心がける事を意識してスタートしました。レースがスタートすると逃げを作るためにアタック合戦がしばらく続き、住吉選手を中心にチェックに入るようにし、沢田選手、黒枝士揮選手は集団前方で横風での集団分裂にあわないように位置取りしながら周回を重ねます。
 幾度となくブリヂストンを中心に横風でのペースアップと低体温症の症状などで遅れる選手が続出し、サバイバルレースになることは明確でした。決まりそうで決まらない逃げは何度かありましたが、10周目に入るタイミングで、バーレーンの寺田選手を筆頭に強力なメンバー5名の逃げが決まります。この中にはブリヂストンの松田選手も含まれていましたが、低体温症により逃げグループから溢れる形となり、最大で50秒ほどまで広がったタイム差をブリヂストン中心に縮めていく形になりました。
 スパークルおおいたも黒枝選手と住吉選手が後半までメイン集団に残っていましたが、ラスト5周を切ったあたりで、メイン集団には住吉選手1人となってしまい、メイン集団で粘るしか術がない状態となりました。
逃げグループとは15秒前後まで追い上げますが、あと一歩届かず結局逃げ切りとなり地元チーム宇都宮ブリッツェンのフェン選手が優勝。

住吉選手が14位、黒枝士揮選手が27位という結果となりました。

 レースが終わると全選手が今までで1番寒かったというほど、過酷なコンディションでのレースとなり、そんな中、地元開催で優勝したフェン選手は素晴らしかったです。
 スパークルも勝った逃げグループに入れていなかったのが、反省点ですが、最終局面までメイン集団で勝負できており、コンディションは悪くないので、気持ちを切り替えて明日のクリテリウムで優勝を目指します。
現地での応援はもちろん、配信などで応援もしていただき、ありがとうございました!

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