Tour de Taiwan2025 第5ステージ レースレポート

2025年3月20日(木)
Tour de Taiwan 2025 Stage 5(UCI 2.1)
総距離:121.41km

スタート・ゴール地点
Meinong Hakka Cultural Museum ― Liugdui Hakka Cultural Park

レースレポート

ツール・ド・台湾第5ステージは、序盤に丘陵地帯があるものの、それ以降はほぼ平坦なコースとなりました。スプリントポイントが52km地点と107km地点に設定されており、総合争いを逆転したいチームの動きに注目が集まりました。一方で、スプリント勝負を狙うチームも多く、ハイスピードな展開が予想されました。
Sparkle Oita は、集団スプリントに持ち込まれた場合、前日に引き続き黒枝士揮選手で勝負することを決定しました。

レーススタート

スタート直後からアタックの応酬が続き、ハイペースでレースが進行しました。逃げが決まりそうで決まらない状況が続きましたが、残り80kmを切ったところで6名の逃げが形成されました。Sparkle Oita はこの逃げには加わらず、集団内でレースを進めました。

その後、メイン集団はペースを上げ、残り16kmで逃げを吸収。各チームがスプリントに向けて隊列を整え始める中、阿曽圭佑選手が残り6kmから3kmまで集団前方で風を受ける走りを見せ、その後は黒枝咲哉選手、住吉宏太選手が密集した集団の中で位置取りを担いました。

残り1km手前、道路右側にはQUICK PRO TEAM、BURGOS-BURPELLET-BHのトレインが形成され、その後ろをキープ。しかし、左側からISRAEL-PREMIER TECHが一気に加速し、そのラインが伸びる形でラスト800mのコーナーを通過しました。

Sparkle Oita の住吉宏太選手、黒枝士揮選手は15〜20番手でコーナーをクリアし、最終スプリントへ。良い位置からのスプリントとなりましたが、届かず8位でフィニッシュとなりました。

黒枝士揮選手のコメント

「チームがよく守ってくれて、阿曽圭佑選手の位置取りから黒枝咲哉選手、住吉宏太選手としっかり繋げてもらい、非常に良い状態でスプリントに臨むことができました。最後は自分のパワーが足りず、8位という結果に終わり申し訳なかったですが、チームの連携が非常に良かったことは大きな収穫でした。
また、高校を卒業したばかりの金井健翔選手が初の海外レース、UCIレースを完走したことも大きな経験になったと思います。
個人的には、前日のミスを修正できましたが、わかっていたこととはいえ、パワー不足を痛感しました。今後はさらにトレーニングを積み、レベルアップしていきたいと思います。」

最後に、このツール・ド・台湾に出場するにあたり、特別支援いただいたスポンサーの皆様、そして日頃から応援してくださるスポンサーの皆様、ファンの皆様に心から感謝いたします。たくさんの応援、本当にありがとうございました。

<レポート:黒枝士揮>

フィニッシュ:2:33:53 Av::48.74km/h

11位 黒枝士揮  +0’00
27位 住吉宏太  +0’00
39位 金井健翔  +0’00
53位 阿曽圭佑  +0’00
80位 黒枝咲哉  +0’00

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