10月19日土曜日、栃木県宇都宮市ではアジア最大級の自転車レース宇都宮ジャパンカップの開催されました。
その大会とSparkle Oita Racing Teamのクラブハウスをつなぎ、遠く離れた大分で臨場感のあるイベントを実施できないかとNTT西日本大分支店の皆様のご協力のもと「XRサイクリング体験会」が実現できました。
この取り組みの計画から当日の準備に関わった皆様、ありがとうございました。
当日、大分市内は時折豪雨に見舞われる悪天候となりましたが、屋内、仮想空間でのイベントであることから天候に左右されることなく参加した方や応援に来ていただいた皆さんと楽しい時間を過ごせました。
NTT 人間情報研究所が研究・開発する最先端技術「XR スポーツ空間生成技術※」に参加した皆さん興味津々で予定していた参加者以外のみなさんもチャレンジしました。
あらかじめ収集された競技レースの映像・音響・路面情報等のデータから生成される超高臨場メタバース空間「XR スポーツ空間」の中を特殊なロードバイク(自転車)で走行することで、選手と一緒に走っているような「共走」体験を味わっていただきました。
体験者からは「実際に自転車を漕ぐときの振動が再現されていて面白い」や「漕ぐ強さによって自転車が加速するのがとてもリアルで、隣を走行するアバターに抜かされると悔しかった。」といった声をいただきました。
※:「XR スポーツ空間生成技術」は、移動する複数のカメラ・マイクで撮影・収音された映像・音響・振動音データから、3 次元の映像空間や空間的な広がりまでを含めた音響空間、路面や速度に応じて変化する振動感覚をそれぞれ推定し、広域な 3D 空間として再現する技術です。
<https://group.ntt/jp/newsrelease/2023/10/12/231012a.html>