トンネル内の自転車用照明の整備について                   ~九州地方整備局 大分河川国道事務所との連携~

サイクリストの皆様、ドライバーの皆様、表記についてアンケート調査にご協力ください。

https://forms.gle/781G8kMmgYJQeEga7

 

 

 Sparkle Oita Racing Teamは公道を利用して毎日トレーニングを行っています。
 トレーニングを行う場合は車や歩行者に注意を払い、交通ルールの順守は勿論、一つ先を見越した走行を行います。 そうした日々のトレーニングの中、避けられない事故なども経験したこともあります。Sparkle Oita Racing Teamは全ての道路利用者が安心して安全に通行できる道路空間が整備されることを願っています。

 そうした中、九州地方整備局大分河川国道事務所が水分トンネル内の走行環境の改善を目的とした「自転車用照明」の整備を検討しているとの情報をいただき、現地(水分トンネル)の走行実験に参加しました。

 事前にトンネル構造を再現した室内で照明の器具、設置位置及び設置高の変化による視野性、安全性、自転車の発見のし易さなどを確認して、実際の走行実証実験を行いました。

 実験当日は雨が降っており、トンネル内は通常よりも暗く、濡れた路面は光を吸収するなど悪条件が重なった状況でした。

実験の内容は以下のとおりです。

1)通常のトンネル内の走行
2)証明位置H=1.0mでの走行
3)証明位置H=1.5mでの走行


 

走行した後、サイクリスト視点、ドライバー視点でアンケートに答え、走行の視野性や走行状況等を確認しました。

 その結果、現在、水分トンネル内には、自転車用照明が設置され、サイクリストは勿論、ドライバーの走行環境が整い、安心・安全な道路空間が整備されました。

 全国に無数にあるトンネルは、一般的に路肩が縮小され、トンネル内の照明は自動車用に設置されており暗く、自動車との接触の危険性の高い空間となっています。そうした危険なトンネルの照明施設が整備されることでサイクリストが少しでも安全に走行でき、ドライバーからの視野性も上がり環境に左右される交通事故が無くなることを願っております。

 今回、トンネル内の自転車証明の整備に取り組んでいただいた九州地方整備局大分河川国道事務所の皆様、また、関係者の皆様には本当にお礼を致します。

 全国にこの取り組みが広がってくることを願っております。

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP